本記事は、専門実践教育訓練給付金を受給する予定の方向けへの注意点についての記事となります。
キャリアコンサルタントを目指す方は、専門実践教育訓練給付金を受けるようという方が多いと思います。そんな方々のために記事を書いております。
専門実践教育訓練給付金ってなんだっけという方はこちら↓
必要書類について
以下の書類は、専門実践教育訓練給付金を受給するにあたって必要になる書類の一覧です。
- 受給資格確認票
- 本人確認証
- 写真2枚
- 振込先の金融機関の通帳・キャッシュカード
- ジョブカード
- 雇用保険被保険者証
- 教育訓練給付金の受給資格者証
- 教育訓練給付金支給申請書
- 受講証明書
- 領収書
- 資格取得証明書
結構いろいろな書類を準備しなければならないんだよね。
ひとつひとつクリアしていこう!
受講開始前にすべきこと
専門実践教育訓練給付金を受給するにあたって最も注意しなければならないことは、養成講座が始まる前に「教育訓練給付金及び教育訓練支援給付金受給資格者証」をハローワークから貰うことです。
これがないともうどうしようもありません。
遅くとも受講日の1ヶ月前には手続きを済ませてしまうことをお勧めします。
もちろん専門実践教育訓練の対象になっている講座を申し込むことが前提なので、受けようとしている養成講座が対象かどうかは必ず確認してください。
ちなみに私は日本マンパワーさんの養成講座を受講しました。
理由は、日本マンパワーさんは説明会に参加したら、なんと1万円も値引きしてくれたからです。
他の養成講座についてはわかりませんが、まずはキャリアコンサルタントがどういったものであるかや、養成講座の概要についても知ることをお勧めしますので、説明会が実施されるものについては参加してみることが良いのではないでしょうか。
専門実践教育訓練給付金の対象金額は、受講料の値引きがある場合は値引き後の金額からの計算になりますので申請金額を間違えないようにしましょう!
金額を間違えると給付金を返還するようになってしまうから気を付けよう
「教育訓練給付金及び教育訓練支援給付金受給資格者証」をもらうにあたってハローワークに行けばすぐにもらえるものでもありませんので注意が必要です。
必ず手続きには余裕をもって行うようにしましょう。
そして、必要な手続きの中で最も重要なものは
訓練前キャリアコンサルティングを実施し(1年以内)、ジョブカードを作成する必要があります。
キャリア面談の予約を取る必要が出てきますので、どのように予約を取るかハローワークで教えてもらうようにしましょう。
私の場合は、電話予約ですぐに都合の良い日を抑えることが出来ましたので、ぎりぎりになることはありませんでしたが、予約制なので早めに連絡しよう
また、訓練前キャリアコンサルティングを受ける際に、事前にジョブカード(キャリアプランシートや職務経歴書など)を、所定の様式に記載していく必要がありますので、こちらも準備を忘れないようにしましょう。
無事に訓練前キャリアコンサルティングが終われば、あとはハローワークに持参し、いよいよ受給資格者証の交付ということになります。
そして交付を受ければあとは、受給資格者証をなくさないように大切に保管し受講開始を待つようになります。
もちろん養成講座を最後まで終わらせて、修了認定を受けるようになるので、ここまででようやくスタート地点に来たことになるよ!
受講終了後にすべきこと
養成講座が終了し、修了証をもらったら、再度ハローワークに行く必要が出てきます。
そして、養成講座受講終了の証明をもって、いよいよ専門実践教育訓練給付金の50%を受給することが出来ます。
ただし支給期間の期限がありますので注意してください。
支給申請期間は以下の通り
受講開始日から6か月ごとに行う必要があり、この6か月(支給単位期間)の末日の翌日から起算して1か月が支給申請期間となります。訓練修了後は修了日の翌日から1か月が支給申請期間です。
養成講座は約半年で終了すると思うので、修了したらすみやかに手続きをしに行こう!
追加給付金の申請について
追加の給付の20%を受けるためには3つの条件があります。
- 専門実践教育訓練を修了したこと
- 当該専門実践教育訓練修了前または修了から1年以内にあらかじめ当該専門実践教育訓練で定められた資格の取得等をしたこと
- 当該専門実践教育訓練を修了した日の翌日から起算して1年以内に一般被保険者等として雇用された、または雇用されていること
これからの条件を満たし1か月以内に申請することで給付が認められるようになります。
養成講座を最後までやりきり、試験を受けて合格すれば大丈夫!
雇用が条件になる方は、早めに就職活動を行うようにしよう。
以上が専門実践教育訓練給付金を受給するための注意点になります。
この制度は、専門実践教育訓練を受ける方にとっては非常に有益なものとなっております。
手続きの不備がないように、必ずわからないことについてはハローワークへお問い合わせすることをお勧めします。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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