FP(ファイナンシャルプランナー)とは?
「FP(ファイナンシャルプランナー)」と聞いて、皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか?「ファイナンス」という言葉から、漠然と「お金に関すること」と思う方が多いかもしれません。
その通りです!
FPとは、お金に関するエキスパートであり、家計の「ホームドクター」のような役割を果たす存在です。健康管理にかかりつけ医が必要なように、家計管理にはFPが欠かせない存在だと言えるでしょう。
FPが対応する主な相談テーマ
FPが対応する相談内容は非常に幅広く、家計や資産、将来設計に関する様々な問題をサポートします。以下はその一例です。
- 家計管理:日々の生活費管理や将来の貯蓄計画
- 教育資金:学費の貯蓄方法や奨学金の活用法
- 住宅資金:住宅ローンの選び方、繰り上げ返済
- 税制:所得税の仕組み、ふるさと納税、控除
- 年金・社会保険:公的年金制度、社会保障の仕組み
- 資産運用:NISAや投資信託などの運用方法
- 保険:適切な保険の選び方、保障の考え方
- 相続・贈与:相続の準備や贈与の手続き
これらの相談をスムーズに受けるためには、幅広い知識が求められるため、FPは学ぶ範囲が非常に広い資格です。逆に、その分多くの場面で活躍できるので、キャリアにおいても非常に役立つ資格と言えます。
FP(ファイナンシャルプランナー)になるためには?
FPになるためには、FP協会または金融財政政策研究会(金財)が実施する試験に合格する必要があります。
- 3級FP技能士はCBT試験の導入により、受験がしやすくなっています。
- 2級FP技能士の試験は年に3回(1月・5月・9月)あり、他の資格と比べても受験しやすい資格です。
合格率
- 3級の合格率:約70%
- 2級の合格率:約50%
この数字からも、FPは挑戦しやすく、役に立つ資格であることがわかります。特に、就職や転職、社内での昇進などにも有利になるため、取得する価値は非常に高いです。私が勤務している会社では、2級FPの資格手当で月に5,000円の手当がついています。
キャリアコンサルタントとの相性
FPとキャリアコンサルタントは非常に相性が良いです。キャリア相談の中には、お金に関する悩みが多く含まれているため、FPの知識を持つことで相談業務の幅が広がり、より多くのクライアントに対応できるようになります。
また、FPの知識は自分自身のキャリアアップにも役立ちます。日々の仕事で活かすことができ、さらなる成長へと繋がるでしょう。
まとめ
FP(ファイナンシャルプランナー)は、お金の専門家として幅広い分野で活躍できる資格です。家計管理や資産運用、税金、保険、年金など、人生に欠かせないテーマをサポートできるため、キャリアアップや日常生活でも非常に役立ちます。
また、キャリアコンサルタントとの相乗効果も大きく、相談業務の質が向上するだけでなく、自分自身の成長にも繋がります。
FPに興味がある方は、ぜひ挑戦してみてください!
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