キャリアコンサルタントが次に取るべき7つの資格とは?メリット・デメリット徹底解説!

キャリコン

キャリアコンサルタント資格を取得した後、次にどの資格を目指すべきか悩む方も多いのではないでしょうか?国家資格キャリアコンサルタントを持つからこそ、その資格を活かしてさらなるスキルや知識を深めることが重要です。上位資格であるキャリアコンサルティング技能士の取得はもちろん価値がありますが、それ以外にも、キャリアコンサルティングを強化し、転職支援企業内キャリア形成に役立つ資格も多く存在します。

ここでは、キャリアコンサルタントとしての実務に活かせる7つの資格を、メリットデメリットとともに詳しく紹介します。今後のキャリアアップやリカレント教育に役立つ資格を検討する際の参考にしてください

 

 

社会保険労務士

メリット

  • 人材の専門家
  • 労働、社会保険の問題を直接解決することが出来る
  • 社会保険にかかわらない人や会社はいないため必ず必要とされる資格
  • 独占業務がある

デメリット

  • 難易度が高い(合格率約6~7%)
  • 学習時間約1,000時間必要

社会保険労務士は、これだけでも仕事がたくさんあるくらい優位性のある資格です。キャリアコンサルタントと組み合わせることで幅も広がりブランディングもできるので非常にお勧めです。

中小企業診断士

メリット

  • 会社の経営課題を考えられる専門家
  • 中小企業特化のため、キャリアコンサルタントが浸透していない企業へのアプローチができる
  • 中小企業の人事課題にも接点ができる

デメリット

  • 難易度が高い(1次2次試験の合格が必要かつ最終合格率約4%)
  • 学習時間約1,000時間必要

中小企業診断士は、名前の通り中小企業特化のため、キャリアコンサルタントとの相乗効果ではまだまだ需要が見込めそうです。

行政書士

メリット

  • 法律の専門家
  • 法にかかわる資格のため、身近な法律問題にも対処できる。
  • 独占業務あり

デメリット

  • 司法試験や司法書士試験と比べ比較的難易度は低めではあるが、合格率約10%前後
  • 学習時間約1,000時間必要

人や組織と関わる以上法律の問題に直面することは必ずありますので、その点を補うことが出来るのはキャリアコンサルタントにとって強みになります

ファイナンシャルプランナー FP

メリット

  • ライフプランや老後の生活設計、税制、保険など、お金に関わることで悩んでいる方への支援ができる
  • 幅広い知識が身につく
  • 3級と2級の難易度が低い 3級約70% 2級約30% 試験実施回数年3回(1級のみ1回)

デメリット

  • 独占業務がない

私もFPとキャリアコンサルタントの両方もっていますが幅広い知識が身につくため、ある程度専門性を持った支援ができるのでおすすめです。

産業カウンセラー

メリット

  • キャリアコンサルタントと同様に、相談者の悩みを傾聴するため求められる技術が応用しやすい
  • 労働者のメンタルヘルスに関する支援をすることが出来る
  • 取得しやすい (合格率約60%前後)

デメリット

  • 心の悩みについての相談を受けることになる

キャリアコンサルティングとは、相談を受ける内容は違いますが、根本的には傾聴が求められるのでキャリアコンサルタントを取得した人であれば比較的取得しやすい資格なのでおすすめです。

公認心理士

メリット

  • 心理職においては初の国家資格
  • 心理学に関する専門家
  • キャリアと心の問題の支援をすることが出来る
  • 難易度は低め 合格率約60%前後

デメリット

  • 受験資格において4年制大学等での科目履修が必要 (要確認)

キャリアコンサルタント同様に国家資格となってからまだ日が浅く認知度は高くないものの心の支援が必要な人はたくさんいるので、キャリアコンサルタントとの相性は抜群であると思います。

ITパスポート

メリット

  • ITに関する基礎知識が身につく
  • 難易度は低めで受験しやすい

デメリット

  • 専門性が低く、「パスポート」である

私自身もITパスポートを取得しましたが、今の時代に必要なITに関する最低限の知識を身につけることができるため社会人として持っていて損はない資格です。

 

まとめ

キャリアコンサルタントは、単に資格を取得するだけで終わりではなく、常に自己研鑽を積むことが求められます。業界やクライアントのニーズに対応するためにも、新たな知識やスキルを身につけ、キャリアコンサルティングの実践力を高めることが重要です。自分磨きの一環として、さらなる資格取得に挑戦し、クライアントに対してより質の高いサポートを提供できるよう努めましょう。

 

 

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